青山

ゾンビ・ストリッパーズの青山のレビュー・感想・評価

ゾンビ・ストリッパーズ(2008年製作の映画)
3.4

各国と戦争をし、ヌードが違法化したアメリカ。
軍事用に開発されたゾンビウイルスが、ひょんなことから違法営業のストリップ小屋でパンデミックし、血塗れのストリップダンスが始まるっ!



冒頭こそ軍がどうこうするシーンが出てくるものの、内容のほとんどはポールダンスのシーン。
言ってしまえば死霊の盆踊りの現代版みたいな内容なんですけど、とにかくアメリカって国はでっかいですからね!夢が!

で、このゾンビウイルス、なぜか女性が感染しても知性が残ったままゾンビ化するって設定。「腐りかけ」というシゲキを武器に踊るゾンビストリップは、お客さんたちにも大人気。拍手喝采しながらステージ裏に連れ去られてちんこを食われる男たち、バカだけど、あの死に方は羨ましい以外の何物でもないよね。

しかし中盤まではエロス全開なんだけど、だんだんコメディアクション寄りになっていって、女性の体をなんだと思ってるんだって感じのハイパーおまんこアクションには爆笑しました。
さらにグロ描写もだんだんパワーアップ。金かかってなさそうなショボいCGなのがいい味出してます。顎の男めちゃくちゃ笑った。

あと、ストーリーは意外とちゃんとしてるっていうか、ストリッパーたちの人間ドラマが濃厚に描かれているような気がしないでもないというか、思ったよりは、だけど、ね。面白かったです。
青山

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