アカペラに全てをかける青春映画でアメフト、バスケ、スポーツ映画に目がない僕としてはこのアカペラを題材にした本作のアカペラシーンは基本的にテンションMAXでぶっちぎる熱い青春映画でした。
ペンタトニックス好きならまず間違いなく好きだろうし洋楽好きも絶対好きになる
声だけで曲を再現してアレンジを加えていくさらに曲一つ一つで一番盛り上がるところを切り取ってミックスして出来上がるパフォーマンスが最高
青春映画として見るとロマンス要素が全くないのが好印象。作品によってはそれがテンポの邪魔になったりするんだけどこの映画は無駄な要素がないのでテンポが良かった。
主人公が所属するベラーズは女子だけで編成されたチームで毎年男子だけで編成されたトレブルに負け続け、今年こそ大会で優勝してみせようとする。
王道なストーリーとアカペラという映画ではミュージカル程度でしか見たことのないものの新鮮な組み合わせは今後のアカペラ系青春映画はこの映画の影響を避けては通れない
名作青春映画「ブレックファストクラブ」を音楽として取り込んだ展開は拳を突き上げたくなる。
大衆向けの青春映画っぽさがあるのにオープニングゲロと大喧嘩ゲロ、ゲロが超重要なのが笑えた。下品さもあって良かった。
伝統を守り続けても勝てないフラストレーションからDJ仕込みの型破りMIXでベラーズが変貌を遂げていくカタルシス
そこからの「ブレックファストクラブ」がマジで最高で。思わず歓声をあげたくなる。
アナケンドリックは最近の可愛い系というよりはクールな感じ
レベルウィルソンがいると普通のコメディでも過剰に面白くなる
不思議ちゃんのハナメイリーはさっきまでのイメージを吹き飛ばすDJコーラスがかっこよ過ぎる!