これは好き嫌いが分かれそうな映画。
予告で観た水の中を歩く映像が忘れられず、ようやく鑑賞。
小説が原作ということで、私は小説がどういう感じなのか読んでいないので分からないけど、ある意味で、よく映画化されているのでは。と思った。
本からそのまま出てきたような視覚効果で、出会ってから結婚するまでのふわふわした空気や匂いや気分なんかがそのまま可視化されてる。段々世界が狭くなったり色がなくなったり、個人的には後半の表現がとても好きだった。
これはちょっと原作も読んでみたい。
「お洒落映画」という言葉の向こうにまだ何かありそうな映画でした。好きな人は好きだと思う。