ムード・インディゴ うたかたの日々の作品情報・感想・評価・動画配信

「ムード・インディゴ うたかたの日々」に投稿された感想・評価

異色のラブストーリーです。
前半と後半で極端にトーンが変わります
前半は未来に明るい夢を見てる男が女と出会い恋に落ちます。
恋人同士になったふたりはバラ色に輝いて毎日が楽しく過ぎていく様子を
お伽話のように見せます
色彩は正に薔薇色で華やかな映像に
うっとりします
後半は夫婦になり幸せの絶頂期に妻が病を患います。肺に睡蓮の花が咲く奇病にかか
るのです。薔薇色だったふたりが
一転セピア色に変わります。
明るかった部屋も荒れ果てて枯れた花に埋れてる毎日です。
愛する妻が奇病にかかり治る見込みが無い悲しみを暗い映像にして夫の心情を
映し出したのだと解釈しました。
そうしないと、あの意味不明で奇妙な
シーンの数々が説明できないのです。
オドレイ・トトゥが奇病にかかる妻役で
その夫にあんまり好きじゃないロマン・デュリス その友人にして給仕役にオマール・シー フランスで知ってる数少ない俳優が揃ってたのでなんとなく見てみたら
意外なSFファンタジーでした。
SatokoOno

SatokoOnoの感想・評価

3.5
描き方、世界観がさすが

重いけど重くない
悲しいけどなんだか
観たあとにふわふわとした
気持ちになる
taka

takaの感想・評価

4.4
本当に素晴らしく良かった、まさしく「本当の物語」であって。
「愛は祈りだ」「祈りは言葉でできている」「過去について祈るとき、言葉は物語になる」と書いたのは舞城王太郎だけれど、物語の中であれば''こうだったらな ''は''本当''になるし、何より希望を持つことができる。もしくはその希望を実現させることだって。


空間をバターナイフで引き延ばしたような世界観が面白い。波打つテーブル、足が伸びる変なダンスや螺旋階段を上るショットなどなど、浮遊感がある。

ロマン・デュリス演じるコランが暮らすのは、寝室とダイニングキッチンとを電車の車両が橋渡ししたかのようなキメラ建築。高層にあってパリの街並みが見下ろせる。(寝室の窓の位置が良い)
この家にはこの家自体の模型もある。その模型の家に棲むネズミがいい''働き''をしていて野菜を育てていたりプチ使用人の役割を果たすとともに、度々ネズミにフォーカスされることで現実世界と模型世界の行き来が滑らかになっている。

サン・トゥスタシュ教会やオスカー・二ーマイヤーの共産党本部などパリの建築群も十全と輝きを放っていて美しい。
しかしこの映画でのベストはノートルダム・ド・ラ・クロワ教会を水没させ、空間を液状化させたことであって、クロエが 光を纏うことは出来るのよ と言った通り、コランとクロエに、教会に、そしてパリに光が纏うように満ちていた。
空間を引き延ばしたような、と書いたけれど 液状化させた と言ったほうがいいかもしれないな。
moene

moeneの感想・評価

-
主演俳優タイピストの男の人だった。
はちゃめちゃコメディかと思ったら最後はしっかり悲しいラブストーリーだった。
PO

POの感想・評価

4.0
ファンタジーが好きならばこれどう?とオススメされたので手にとってみました

おもいきり新たな扉を開いてしまったもようです(真顔)
Yamaha

Yamahaの感想・評価

5.0
人生の一本。
遊びゴコロを詰め込んだような作品。小さなことにもわくわくして、こんな人生を送りたいと思った。

映像が注目されがちだけど、ストーリーもシンプルながら深い。これだけ抽象的な表現をされると、そこに込められた裏側の意味を探ってしまうけど、なにも考えずに観て、ただ感情に任せて付いていくのも、またよいと思わせてくれる映画。

大切な人がいるっていいな。幸せなことと同じくらい辛いことも増えるんだろうけど、それでもふたりが一緒にいれば、世界はこんな風に見えるのかもしれない。
真子

真子の感想・評価

3.8
子供の頃に抱いてたけど
忘れてしまったような
想像力を目の前に差し出されて
最初はすごく楽しいし夢があって。
でもそれがなくなっていくわけで。
だからといって過去を
皮肉に扱ってる訳ではない。
見終わった後の自分の
心の置き場に困る作品。
なんだろ、見終わった後の
感情が泡沫みたい。
悲しくなっちゃうお話だけど、こんなかわいくてたのしいものまだ観れてなかったのか!という衝撃。人間だけど幻想的でたのしくて別世界みたいな世界観。チープだけどこだわりすぎの演出にわくわくした。白鳥の乗り物と編み物の肺がかわいすぎた!球体の部屋も最高。
minou

minouの感想・評価

3.4
遊び心がたくさん詰め込まれていて、アメリに似たチープで可愛らしい世界観がまるで絵本の中みたいだった。カクテルピアノなんかまさにそう。後半から主人公の心を映しているかのように世界から色が消えていく演出が良かった。

うたかた:水面に浮かぶ泡
長い方のディレクターズカット版?を観たらついていけた。
短い方を始めに観て寝ました。
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