りと

ゼンタイのりとのレビュー・感想・評価

ゼンタイ(2013年製作の映画)
3.8
「なんでもないものになってます」
会話の噛み合わなさが現実のそれ。
特に「レジバイト」がさ…バイトたちが勝手すぎて閉口するのだが、一方で彼女らのように自由ではない自分に自己嫌悪もする社員。
髪染める染めないとか自分としてはどうでもいいのに、社員としては注意「しなきゃいけない」と思っている。
関係や役割を取り外すゼンタイは、日々に必要な隙間や余白を作るのかも。
いい人ぶってる人より欲望に忠実な方が正直でいい人が多いのか。
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