りとさんの映画レビュー・感想・評価

りと

りと

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

デートで見る映画としてポルノを選んだ挙句、むくれた女に対して執拗に電話し、勤務先にも現れるトラヴィス。
フラれたショックから銃を買い射撃練習と筋トレに明け暮れる。

失敗ばかりなのに、他人には説教して
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

3.4

人生はつらい
先のことが分からない

たいていの人は一瞬の過ごし方に苦しんでいる

正体(2024年製作の映画)

4.0

社会のために犠牲になる個人。
あなたが罪を認めれば、社会は守られる。
個人を犠牲にした社会は安心できて正しいのか。

組織の立場に立つと、個人の不利益は仕方ない犠牲だと何故割り切れてしまうか。

生きる(1952年製作の映画)

5.0

「やる気になれば」

熱意が伝わらない人もいる。関係の近い人に伝わるわけでもない。わかってもらえるわけでもない。
それでも、誰かの心には届いているかもしれない。

出会えて良かったと心から思える作品。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.7

前作の展開にさらに今回の視点を追加しても、矛盾なく華麗に成り立たせる脚本すごいな。

キネッタ(2005年製作の映画)

3.4

理解不能の麻酔に意識を失う作品。
ホテルの階段をぐるぐる。
理解の枠を溶かされる。
理解の昏睡状態。

街のあかり(2006年製作の映画)

3.8

ベーグル焼いて待っているのかわいくないか?これは立派なベーグル映画でしょう。

裁判所で映し出される美しい青い目。
純粋ゆえに利用されていく。黙ったまま。

羅生門(1950年製作の映画)

4.2

顔にかかる葉の影。そして揺れる影。
赤ちゃんに注がれる光。雨は上がる。

人間ってしょうもないけど、まだ少しだけ信じていたい。その意思は今も色褪せず、だからこの作品は普遍。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

恐怖で支配することは、恐怖で支配されること。
大きな顔して街を歩けたかもしれないけど、あれは自由だったんだろうか。

突撃(1957年製作の映画)

4.0

残念ながら、権力によって他者への共感を失うのが人間の性質なのだろう。
大佐と将軍たちの違いは、兵士たちを自分と同じ人間だと認識しているかどうか。
組織内部に生じる理不尽と無関心を端的に描く作品。
見せ
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.6

足の裏からヒヤヒヤする。

展望チケットは永遠だったけど、ビルが永遠ではなかったんだ…

サイコ(1960年製作の映画)

3.7

誰も宿泊していない怪しげな青年と母親が経営するモーテルには絶対に泊まりません。

インソムニア(2002年製作の映画)

3.7

罪人と崇拝者の分かれ道。

「目的は手段を正当化する」

「道を見失うな」

カビリアの夜(1957年製作の映画)

4.2

「あなたのような純粋な人に出会うと
汚れを知らぬ魂に出会うと
武装がとけ素直になれる」

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

敵のマジシャンと揉み合うシーンが何ともまぬけでおもしろい。
アイリスの空蹴りかわいいんです。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

一緒に行こうと彼は言ったのに、散歩に独りでいきたいと彼女に言われたときの彼のアップ。話さずに表情も変えずに感情を描く。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

教官トムと弟子の熱い関係、この映画を経て『トップガンマーヴェリック』へ繋がるのだろう。トムの中で師弟関係をもっと踏み込んで描きたかったのではないか。
もっと教官トムを見せてくれという気持ちが私にも芽生
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(1963年製作の映画)

3.7

急に付き合ってて笑った。

実は主人公はリディアだったと思っている。

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.8

戦う理由がない。
「まだ戦えます」と話す兵士に恐怖を抱く。

8 1/2(1963年製作の映画)

3.6

夢を見ているかのような場面転換、彼の人生で出会った人々が夢の中を行き交う。
私がわからなすぎて寝ていたのか、映画の効果か果たして。

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

トムのハートはあの人のためにしか存在しない。他の人なんてどうだってよかったのだ。
帽子は彼のハートの象徴。

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

ウイルスを撒いてワクチンで儲けようとする人間が文明を終わらせる可能性。

冒頭のクライミングシーンは一体どうやって撮影したのだろうか。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

難攻不落の最強セキュリティー部屋(だいたい白い部屋)を攻略していく様ってわくわくする。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.6

「衝撃に耐える想像力なら現在へ戻ることも可能」

体は旅しても意識は現在のままだと衝撃が強すぎる。
現在のまま過去に行けば死ぬか意識を失う。

想像力を失うと過去に囚われ、現在でも死ぬということか?

(1955年製作の映画)

3.7

紙幣の大きさにびっくり。

繰り返した罪により、彼らはもう這い上がれない崖にいる。
良心の呵責が訪れたとて、崖では石を投げられ痛めつけられるだけ。
信じてくれるわけがないのだ。

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.8

あのトラクターで500キロもの距離を越えて会いに来てくれたその事実だけで、自分への思いを熱く感じてしまうよね。

ライルが倒れたと聞いた夜、アルヴィンが窓の外を眺めるシーン長く感じたけれど、改めて考え
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ソルジャーブルー(1970年製作の映画)

4.2

虐殺の中では、死んだ子供を抱き抱え殺しをやめさせようと叫ぶ者が狂人となる。
虐殺に高揚する人々の姿に息ができなくなった。

ワレサ 連帯の男(2013年製作の映画)

3.7

ワレサ議長のこと知らなかった。
実物の写真見たらかわいらしいおじいさんで人好きの顔していた。
連帯か。連帯について考える。

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.5

情景が綺麗。
冷酷少女かと思いきや、愛情が海峡のように深い人でした。