ロレンスはアラブの独立を願って行動していたけれど、彼がイギリス人であることから彼の行動結果はイギリスに帰属していく。
彼の良心に従った行動が大国に吸い上げられその意味すら失う。
どこに気持ちを置けば>>続きを読む
「意思を持って選んだ選択は尊いものだ」
「清を選んでくれてありがとう」
「黒沢の大切な人は俺だって大切にしたい」
言葉から優しさが溢れている。
都会に染まれば、人情を失ってしまうのは摂理なんでしょうか。
でも、確かにお互いの生活が確立していく。
会わなくなれば関係は希薄になるものなんだろうか。
1958年段階で人間ドックはあって、バリウム飲むのも変わってないんだ。
親子だけだと煮詰まってしまったかもしれないが、周縁の人たちのトリックで助けられているのがいい。
金はないけど、困った時助けようとしてくれる人たち。
何の関係もないけど、見捨てない。
真っ暗なテレビ画面に映る自分。
二人用ゲームを一人でやる。
ダックにはわからないだろうよ。
この虚しさは。虚しいと思ってしまうドッグの心を。
ダックはそういう奴だ。
それはけして悪いことではなくて、>>続きを読む
子どもを殴る軍兵に対し、「やめろ、恥ずかしくないのか」と怒号を飛ばす。
爆発音を怖がる子どもを抱き抱える。
先生の行動は特別なことではなかったはずなのに、特別になってしまった時代。
時代によって良心>>続きを読む
パンダの祖先はもともと肉食動物だったが、氷河期で生き残るために笹を食べ始めたらしい。
きっとうまーくいーく!
学びの源泉は愛であってほしい。
ランチョーは名声や点数、競走を嫌うが主席。純粋に学問を学びにきている。
しかし仲間たちも愛している。いわゆる孤独な勉強バカではないのだ。
学問>>続きを読む
学びの喜びと変わらない現実の間に生きていく私たち。
堆積する現実に埋まっていくのか。
それさえ利用して自分の道を歩んでいくか。
井戸に落ちたロバのように生きたい。
生きれるんだと信じさせてくれる作品>>続きを読む
記憶は都合よく改変されるもの。
記憶失うからって、地味に最悪なチャリティー催すのやめてください。
ジャックが狂っているのは一目瞭然だが、ウェンディもダニーもなんかだいぶ怖い。
「自由なポーランドはありえない」
監督の父親が犠牲者だった点と、監督が80歳になってこの映画を作った点が重くのしかかる。他の映画は撮ってもこの題材を選べなかった理由とは。
改めて同じ2分でも全く違った過ごし方できるんだなぁと。
繰り返しが繰り返しじゃなくておもしろい。
長いのに全くだれない。
すごすぎる。
「己れのことばかり考える奴は己をも滅ぼす奴だ。仲間を守ってこそ自分を守れるのだ」
ドラえもんより藤子・F・不二雄のSF短編集の方が好きな朝倉あきが素晴らしすぎる。
なんだそれ、好き。
武器商人ロンの異文化体験記。
前半は正直眠かったのだが、後半の盛り上げのための布石でした。最高の法要を迎えます。
ビジネス感覚は、人々に息づく文化には通用しないのだ。いわゆる私たちが考えている経済論理>>続きを読む
生きるブルドーザー、えりぴよさん。
彼女の愛はブルドーザーのようにまっすぐに力強く突き進む。これは嬉しい。
えりぴよさんの応援は、嬉しいを作る。
松村沙友理がこんな熱いえりぴよさんを演じているのも最>>続きを読む
アキの映画が心地良い理由がなんとなく伝わってくる映画。
「こんなところに映画館を作っても儲からないよ」と言われて、「目的が違う、いまにわかる」みたいなこと言ってたのが印象に残る。
ヴィンセントなりにマックスのこと気に入ってたよね。
マックスをけしかけるように話していたのも、自分を止めて欲しかったからか。
激熱大爆走映画。
タイトル前の橋の救助シーンで、スラムダンク31巻かけて辿り着いた無言のタッチばりの熱さまで盛り上げてくるんです。
熱い!熱いよ!
ジェリー災難すぎるよ…
推し方間違えたファンの物語としても捉えられるんじゃないかな。
暗闇、酸欠、疲労、絶望。
自分たちが暮らしていた街であるはずなのに、地下水道にしか居場所がない。出入口はふさがれ、どこにも行けない。
逃げる人々を徹底的に追い詰め、外に出てきたら殺す。
これが市街戦。>>続きを読む
デートで見る映画としてポルノを選んだ挙句、むくれた女に対して執拗に電話し、勤務先にも現れるトラヴィス。
フラれたショックから銃を買い射撃練習と筋トレに明け暮れる。
失敗ばかりなのに、他人には説教して>>続きを読む
人生はつらい
先のことが分からない
たいていの人は一瞬の過ごし方に苦しんでいる
社会のために犠牲になる個人。
あなたが罪を認めれば、社会は守られる。
個人を犠牲にした社会は安心できて正しいのか。
組織の立場に立つと、個人の不利益は仕方ない犠牲だと何故割り切れてしまうか。
「やる気になれば」
熱意が伝わらない人もいる。関係の近い人に伝わるわけでもない。わかってもらえるわけでもない。
それでも、誰かの心には届いているかもしれない。
出会えて良かったと心から思える作品。
前作の展開にさらに今回の視点を追加しても、矛盾なく華麗に成り立たせる脚本すごいな。
理解不能の麻酔に意識を失う作品。
ホテルの階段をぐるぐる。
理解の枠を溶かされる。
理解の昏睡状態。