このレビューはネタバレを含みます
堀北真希が終始可愛い作品ですが、それ以外にもたくさん魅力があります。
印象に残ったシーンは3点
①葬式の後、飄々としていた兄が泣いている所。
母親の事を最後まで煙たがっていましたが、『ババア』と呼んでいたので母として認めていたのでしょう
②麦子が壊した母の目覚まし時計が、実は母が上京する際に母の両親から誰も起こしてくれないだろうと渡してくれたものだと判明するシーン。
ずっと大切にしてきたんですね
作中母は寝ているシーンが多く、特に朝は目覚ましがうるさく麦子が怒って起こしに行くという場面がありましたが起きれないのは昔からだったんですね
③ミチルさんからの母親が地元に帰ってきたに聞いたという『夢は叶わなかったけど今が一番幸せ』というコメント(麦子がお腹にいる時のコメント)
夢のために一人で上京しても大切なのは子供だったんですね
そして最後兄と電話するときに、母の通帳の残金は麦子の夢のために使ってあげてというメモ
最後まで麦子の夢のために尽くしてくれたんですね
子供のために毎月15万の仕送りをするとこは並大抵では出来ないと思います。
必死に子供のために働いてきたんだと思います。
親子の愛が感じられるる素敵な映画でした。
やはり親の存在は偉大です。