「アメリカ人はビシネスを、フランス人は愛を」
1950年代末、かなり抜けてる田舎娘のローズがタイピングの才を見抜かれたことで、早打ち世界一を目指すラブコメディ。
恋愛モノってショートケーキをホールで食ってるような胸焼けがしてきて好きじゃないんですけど、今作に関してはローズが見てて危なっかしい子どものように思えて、どちらかというと保護者目線になったため観ててそんなにクドく無かったのが良かったです。ここまでの可愛らしさとどこか抜けてるのを兼ね備えてる子は少ないですけど、こういう人っていますよねー。ミスしてもお前ならしょうがないなーみたいに納得しちゃうような笑
全体を通じて可愛らしいポップな雰囲気が散りばめられていたのもクドさ軽減の一助となってたかなと思います。大笑いではないですが、ふふっと笑えるポイントも多く、あっという間の2時間でした。
馴染み深いわけでもないのにタイプライターの音ってどこか気持ちいいんですよね。どうやらこれは自分だけじゃないらしく、Wikiによると20世紀初頭に"Noiseless"と名付けらた静かなタイプライターが登場したけれど、あまり売れなかったようです笑
そもそもなんですが、これどうやって撮影してるんですかね。注意して見たけど早送りっぽくもないし、かといってこんな速く打てるのかというとそんなことも無さそうだし、、。と思って調べたら練習してマジに打ってるらしい……役者魂とは凄まじいですね。
タイプライター型のキーボード欲しくなりました。モニターモロ被りして邪魔で仕方なさそうだけど笑
IBM Selectric typewriter