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危険なプロットのsのレビュー・感想・評価

危険なプロット(2012年製作の映画)
4.0
国語教師が生徒に作文を書かせると、とある生徒が興味を惹かれる分を書いてきて、続きを書かせていく物語

その生徒は自分の友達の家のことを書いていて、その家に行かないと書けないと言うけど先生からは脚色を加えないと物語は面白くならないと言うあたり、どこまでが事実か脚色なのかが分からなくなってきて面白かった

単純に友達の家に興味があって行動をしていくのか、文章作りのために行動しているのかも分からないのがまた良い

友達の両親は興味深い仕事や性格をしているけど友達自体はキャラが薄いからキャラ付けをしないといけないと指摘されて、そのために先生自体も授業中にその子が書いた作文をみんなの前で音読させて黒板に書き出して推敲させることで友達の羞恥心を煽ったら、その友達が先生を恨み始めて、先生も巻き込まれていくのが演出面も含めて面白かった

現実と物語はどんどん変な方向に行ってしまって、取り返しがつかなくなった頃のプロットは彼の願望が強めに入っていて、学生らしいなと思った
きっと文章を書くうちに、友達のお母さんのことを好きになってしまい、こういう人物だったらいいなと想像での彼女が出来上がってますます好きになってしまったんだろうな
その果てに熟女好きが爆誕してて笑った
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