危険なプロットの作品情報・感想・評価・動画配信

「危険なプロット」に投稿された感想・評価

Nyx

Nyxの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クロードが良い。国語のジェルマン先生にあれやこれやと口を出されつつ、クロードの書く物語は昔のフランス映画のような変態性欲(盗視)的な物語をなぞり、迷走しながら続く。エステルの優しいこと。クロードへの態度も、夫との関係も肝が据わってなきゃ出来ないことです。
クロードが先生を転がしておわりかと思いきや共倒れ。全編に渡って哀しみや心の飢えから来る人の偏執や憧憬に対する、オゾン監督の淡々とした静かな眼差しが良い。

ジェルマン先生もあれやこれや無くした後の方が良い顔をしている。最後に眼鏡を掛け直してからは、偏執的な演劇人や作家ならではの不気味な眼光が戻っていましたが。

しかし、クロードは苦労性だなぁ。お父さんの世話をしてきたのに、恋は叶わず、友情は保たず、擬似家族には居場所なし。相棒は押し付け教育系の元教師とは。クロード自身が諦観的で、ある種の芯があるタイプなのが救いかも知れません。
すごい好みです。フランス人て暗いし変態ばっかりじゃん!!ってフランス映画みるといつも思う😂いい意味でです!!!
martha

marthaの感想・評価

3.7
面白い文章を書く為に、生活を変えていく壊していく教師と生徒、なかなか興味深かった!
守るものが無い若者は強い。
オゾン!オゾン!オゾン!

やっぱりオゾンさんはゾワゾワしますね〜^_^

この映画観て一番思ったのは「砂時計」。まだ大丈夫、からいつのまにか、、^^;

危険な香りは何とも魅惑的。

人間、危険かなって(本能的に)感じていても、踏み込んでしまうことってあるんですよね^^;

でも、これひょっとしてハッピーエンド!?

なんとも言えないこの感じ、やっぱりクセになります^_^
ぶん

ぶんの感想・評価

3.6
担任教師は単なる好奇心‥多分。
クロードはそれを利用して楽しむ寂しい子。
教え子にしてやられた教師だが、クロードと同様に寂しい人となった彼は、結局はやり込められて彼のゲームの中へ‥‥

これはフィクションなのかどうなのかと戸惑いながら観る楽しさ。クロードが現実を思った通りにさせる力でもあるかのように超人的に見えてしまう。
ななお

ななおの感想・評価

3.8
フランスの文学的な言い回しで描かれる文章と、見られたくない他人の家庭内のプライベートが徐々に明らかになっていくのが少し恐くも引き込まれる…。

フィクションとノンフィクションの間みたいな映し方が中々ハラハラさせてくれるし、中心となって動くのが美少年だから余計に現実と非現実が入り交じって面白い。
ラストのセリフ、そういうオチか~!
ぴ

ぴの感想・評価

-

本を読んでる時のワクワク感
早くページをめくりたいってなる、まんまとクロードの書く小説にのめり込でた


危なく怪しく美しい少年クロードが眼福です。
雰囲気的にもっと古い作品かと思ったら全然2010年代だった。闇堕ちしてそうな美少年って大好き。
Nao

Naoの感想・評価

3.3
終始怪しい雰囲気。
フランス映画って感じ。
ふむふむ…って見てるのも束の間、あれあれあれあれと展開していく。しかも、そっち?え?って感じで展開するから面白かった。
オチは個人的に予想外だった。
まぬ子

まぬ子の感想・評価

4.8
この作品でフランソワ・オゾンにすっかり魅了されちゃった。
とんでもない鬼才を知ってしまった喜びたるや。

怪しくて、美しくて、どこまでも落ち着かない映画でだいすき。
危険で怪しいクロードの美少年っぷりもたまらないのだけど、彼の一挙手一投足すべてに意味があるように思えてしまう。
彼が小説の最後に綴る「à suivre…(続く…)」というフランス語がなにより美しい。

それから、視線を感じる映画だとおもう。
画面にクロードが写っていないと、なんだかどこからかクロードに覗かれてるような、それとも、自分がクロードとなり、覗いているような。そんな覗き見映画。
>|