感想
ジェルマン、クロード、ジェンヌ、 エステル ラファ
冒頭は学校が再び制服になった事を伝える校長とそれを聞いている教師達
ジェルマンは小説家を夢見ていたが子供達に文学を教えたいと高校の国語教…
国語教師が、ある生徒の文章の才能を見出し指導を始めるが、その小説は実在する他人の家庭を覗き見しながら描かれたものだった。
生徒が紡ぐ文章でしか世界がわからないこそ、これがまた虚構なのか現実なのか、…
才能に、沼る。創造と想像と現実を織り交ぜ、創作者がなぜ創作者となる(物語を紡ごうとする)かを教師と生徒の目線から描いている。そして男の性(趣味の繋がり・性欲・仕事と私どっちが大事なの案件)も差し込ん…
>>続きを読むオゾン作品によくある、現実と想像の境が途中から分からなくなってくる。またそこがおもしろいし、国語教師ジェルマンと同じように話の先が知りたくなる。何かを企むような美少年クロードの微笑みがいいよね。
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〈耽美〉
フランソワ・オゾン監督が仕掛ける極上の知的サスペンス。官能的でありつつ、優雅さが漂う作品。〈Theフランス映画〉という感じはあるが笑、これはなかなかの秀作だね!〈魔性の美青年〉という形容…
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