「家族ゲーム」で松田優作の虜になってしまったので鑑賞・・・してみたら、うわああああなんだこの怪演は!!やっぱ優作さんやばすぎる!!!!!
元戦場カメラマンだった松田優作が、戦争で人が死ぬ光景を見過ぎた為に精神崩壊しちゃって、何故か人を殺しまくりたいという欲望にかられて殺人鬼になる・・・というぶっとんだ映画だったw
多分これニューシネマみたいな映画にしたかったんだろな。戦場にいたというのはもちろんのこと、ひとりで家にいる時の松田優作のアブなさだったり、女と上手く付き合えないところだったり、ミリタリージャケットだったりとタクシードライバーの影響は絶対あると思うし、松田優作が完全に狂ってるロシアンルーレットもディア・ハンターからきてる気がする(デニーロすごい)そしてそのシーンがまた超絶かっけぇんだわ!もうなんなのあの目は!!!!やばい!松田優作ほんと好き!!!
しかし松田優作だけじゃない!
相棒の鹿賀丈史!!!ちょっとあなたも最高なんですけど!!!「麻雀放浪記」でもダントツでかっこよかったしこの映画でもギラギラした狂犬キャラがめっちゃハマってて良い!!わたしの世代では鹿賀丈史と言ったら料理の鉄人wwwみたいなイメージしかない気がするけど、まさかこんないい役者だったとは!!!今年は昔の邦画たくさん観るつもりだから、そういう新しい発見も増えたら嬉しいな!