ロキロキ

野獣死すべしのロキロキのネタバレレビュー・内容・結末

野獣死すべし(1980年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

・松田優作主演の角川映画ということで観てみる。
・平和と繁栄を謳歌しようとしている日本の社会に、戦場から帰ってきた男が銀行強盗をして、人を殺しまくって。
・アメリカのベトナム戦争帰還兵ものと通じるものがあろうか、「ランボー」とか「ディアハンター」とか、
・同窓会でのホテルのボーイとの出会いのシーン、凄過ぎる。そこからの流れは面白い。
・とはいえ、銀行強盗のシーンでちょっと冷める。「ダークナイト」の強盗シーンと比べてどうも迫力が。まあ、比べるべきではないが。
・電車の中での刑事とのやり取りだって凄い、緊張感あるけど。それ以降、徐々にリアリズムを失って観念的になって、全ては夢だったみたいに終わり。
・傑作ではないだろうが、松田優作のはまり役ではあろうか。