いわけん

野獣死すべしのいわけんのレビュー・感想・評価

野獣死すべし(1980年製作の映画)
3.3
東大出の秀才が取材先の戦場で人生観が変わり…てなところなんだろうが、人の命を軽く扱うベクトルに向かうところには全く共感出来ない。
前半はクライムサスペンス的な要素が強く、展開に引き込まれていたのだが、後半カメラマンになってからはただのヤバい奴を松田優作が熱演してるだけにすぎない。鹿賀丈史も彼女も可哀想。んで謎のラスト。藤岡弘版はなんとなく予想がつくが、原作翌年に作られた仲代達也版は機会があれば観てみたい。
松田優作憧れのおっさん多いけど、女性の扱いの軽さから現代では受け入れられない。