木村優希

レモネード・マウスの木村優希のレビュー・感想・評価

レモネード・マウス(2011年製作の映画)
2.5
「レモネード」

高校生の居残り組でたまたまバンドを組むお話。
それぞれ家族とのもやもやを抱えていて、それとバンド活動と学校生活を両立させようと奮闘します。

とりあえず…校長先生がよく校長やってるな、というような人。うーん、今だったら映画には登場しないような人ではないかな…。贔屓というか、「スポーツは至高、他は必要ない」という考えでよく教育者になれたなと。

校長の考え方が引っ掛かって(ストーリーの肝なので設定上仕方ないのかもしれないけど…)他があまり入ってきませんでした。
ボーカルの子の家庭環境が複雑で、もっと子ども達を引っ張ってあげたら感慨深くもなれたのかも…映画というかドラマを映画としてまとめたような感じ。もっと掘り下げても良かった。

バンド映画なのに歌を作り上げていく工程がちょっと雑なのも気になった。もっと丁寧だったら…と思うけど、そうするとドラマにした方が合ってるかも。
木村優希

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