映画とは 観客に観られて初めて存在が確立するエンターテイメントであり、無論、そのためには演出上やって良い事と悪いがある。
『アーリャマーン』はやって悪い事を某スペースオペラ映画のオマージュの塊と共にぶち込んだトンデモないインド映画だ。
「気の抜けたシルベスター・スタローンみたいな俳優が帝国の勇者なんて笑わせる」なんてパッケージを見て苦笑したあなたは、本編を鑑賞すれば腹筋が鍛えられること間違いなし。
伝説級で愛すべきクソ映画。
しかも、面白い事にこの映画のDVDは史上かつてない程に謎を呼ぶ特典映像も入っているのでパッケージングから隙がない。
もはや映画ファンを弄ぶかのようだが、そちらも是非ご鑑賞あれ。
フォースの覚醒 全国一斉公開前にこれを予習に観て失敗したのはここだけの話。