maki

親密さのmakiのレビュー・感想・評価

親密さ(2012年製作の映画)
3.2
スタート21:15終了25:45
淡々とした長台詞はこの時間はどうしても眠気を引っ張ってきてしまう。。
構成は逆カメラを止めるな的な二部構成。
映画館の企画で、濱口竜介監督作品集というイベント上映で観ました。(自分は寝ても覚めてもしか知らなかった)
3作品鑑賞券だけ買い、単独チケットの『親密さ』は上映終了時間ががとても遅いので観に行かないつもりでしたが、この作品がこの監督作品の中でも1番好きという評価が多いようなので、当日券で急遽観に行く事にしました。

終わる時間も作品との意図があったようですが、文学的なこの作品をこの時間に観るのはちょっとキツかったー!
どこからか寝息も時々聞こえてました。

瞬間的な寝落ちは自分もしてしまい、後半は舞台演劇なので、場面が急に変わり、一瞬でも逃すと流れがよく分からないところが出てきて十分に理解できなかったのが残念(*_*)

寝ても覚めてもにも通じるのは、空気や人の心を読めない人がみんなを掻き乱すところ。
さらに、理屈っぽいめんどくさい男がマジで無理ー!!なのに、モテるのはなぜ?!
(本来ならイケメン俳優がやる役だろうけど、逆にあの感じがリアル)

なので、イライラモヤモヤが今回もやっぱりありましたw

親密さ

男女の思考の違い
他人と他人の感覚的な違い
距離感
恋愛感情の謎
恋人とは何なのか
好きとは?
想い 思違い
生きること 死ぬこと

見逃したところ、よく分からなかったところ、見逃したのではなくて、理解できなかったところなのかもしれないところ、もう一度確認したいけど、4時間をもう一度見直すのはなかなか出来ないだろうな。



ラストシーンを絶賛する人が多いけど、映像や情景は確かにいいけど、あの人と偶然再開させる意味が私にはよく分からなかった。
あの人かどうかも最初確信持てないくらい雰囲気が変わってるように思えたし。

脚本家の事を好きだった彼女は実は、途中で軍隊に行って現場を去った彼の事が好きだったという事でしょうか?
脚本家の彼に語っていたのは、その想いを掻き消す為だったのだろうか?

やっぱり、確認にもう一度観るべきか…
maki

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