あまりにも救いのない展開で、でも、ラストは何らかの救いはあるだろうと タカをくくっていると、ひたすらバッドな展開が相次ぎ終わります。
でも終始、声を出して笑いっぱなしでした。
切ないシーンでは、画面に写り込んでる おっさんがおしぼりで鼻かんでたり、ホームレスが立ちションしていたり笑。現実は主人公の都合なんかに合わせてくれない、ということでしょうか。
たとえ絶望している人でも、現実は、24時間 泣いているわけではなく、ご飯も食べれば、くだらない冗談にを言ったり、ケンカもするわけで。
現実は絶望の頂点で大雨とか降ってくれないわけです笑。
夢をあきらめる、という切ないテーマですが「努力すれば必ず報われる」とか「夢をあきらめないで」的な無責任な説教映画より百倍、責任と誠意を感じました。
とてもよかったです。