Atsu

ゼロ・グラビティのAtsuのレビュー・感想・評価

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
4.2
映像美。
宇宙から見たら地球ってこんな感じなんだ、太陽光ってこんな感じなんだって自分が宇宙にいる気持ちになる。宇宙服に映る地球とか、息で白く曇るのもリアル。宇宙なんて行ったことないけど想像できる。そして、宇宙空間だから無駄な音楽がない。

90分間、本当にスリリングだった。この映画、ホラー要素、スリリング要素、サバイバル要素全てあるからめちゃくちゃ楽しめた。
ホラー要素は死体とか、矯正器具とかが浮かんできたときに感じた(笑)
スリリング要素は言わずもがな、サバイバル要素は後半のライアンパートね。

ラストはえ?終わってしまった…。って感情だけど、そういうことだよね。そこもリアル。生と死。
生きることを諦めることもあったけど、いろんな支えがあってここまで来れた。結果はどうであれ、諦めなかったことに意味があると思う。
総じて、母は強い。

私、中学生時代に宇宙兄弟っていう漫画にハマって本気で宇宙飛行士になりたい時期があったんだけど、この映画見て無理だと思った(笑)宇宙空間にしろ、水にしろ、空気がないシーン本当に死にそうになりながら見てた…。私は陸上で日本でぬくぬく生きていくことを決意した。

アクシデントが起こってからずっとずっとハラハラしてて、最終的には手握って願いながら見てた映画でした…。最高。映画館で是非見たかった。
Atsu

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