マスクとメガネつけて暗い機内で見てたら、セルフ体験型上映みたいになって苦しかった
生命・人生という、割とエモ系テーマ
胎児、受精、歩行などのメタファーで描いていく演出が素敵だった
赤子の鳴き声って人間の本能にそこまで応えるものなのか?
本作では、主人公の人生からして赤子という存在に胸を打たれるのは分かる
ただ、「子どもは幸せの象徴!尊いの極み!」という認識が
否応無しにまかりとおるのだとすると、それには違和感をおぼえる
重力は「思い通りに自由に動けなくするもの」
地球に生きる我々の人生の醍醐味はそれだろ?というメッセージはシビレた
おなじくサバイバル系映画のフォールで印象的だった展開と全く同じところがあった
それにしても、シチュエーションスリラーは一人称視点の迫力がすごいし、メイキングも興味深い