劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女の富士山のレビュー・感想・評価

再掲。演出もクオリティーも悪くないのですが、この説得力のなさ、薄っぺらさは、どんなにストーリーを緊迫させてもどうにもならない軽さがあります。ビルディングスロマンを排したキャラクター設定を始め、小難しい専門用語、科学的魔法、学校という状況設定、これらはみんなラノベの型でしょう。型が売れるからしょうがないんでしょうが、そのままでメディアをまたいだらダメなのは感じられないんのでしょうか。基本原作ファンと型を理解した人しか見ないから必要ないのでしょうが、なぜこれがおもしろいのか説明が欲しい作品でした。