ショコラ

哀しみのベラドンナのショコラのレビュー・感想・評価

哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)
3.2
中世フランスのある農村が舞台。

貧しい若夫婦の美人妻が、悪魔に魅入られ堕ちていく様を妖艶に描いたアニメーション。

冒頭から理不尽極まりない衝撃の展開。

ヘタレ亭主に尽くすヒロインが哀れで愚かすぎるんだけど、どことなくヨロめきマダム風(死語)😅

また、声優陣が名だたる大御所ばかりで、ホームドラマのイメージしかない長山藍子の艶技に唖然。

悪魔役の仲代様は、さすがの貫禄。

挿し絵作家の画風をモチーフに、
耽美的で猥雑な世界が繰り広げられる。

後日譚はやや強引な気が。
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