『ローン・サバイバー』、4月に公開された『バーニングオーシャン』と、マーク・ウォールバーグとのタッグで、実話ベースの作品を手掛けるピーター・バーグ監督が、2013年「ボストン・マラソン」でのテロ事件を描いている本作。リアルでドキュメントタッチのカメラワークを駆使した映像で、最後までスクリーンに惹きつけられる。実話ベースの作品を撮りなれてきたのか、
「捜査の手法」
「人物の背景」
「犯人の描き方」
「科学捜査」
「映像分析」
の演出が実に上手く纏まっていて、アメリカ的なラストも普通に受け止められた。好きな俳優である、ケヴィン・ベーコン、ミシェル・モナハンも出演していたので、鑑賞したのだが、サスペンスの要素もある、クオリティの高さを感じた作品。