土屋ノリオさんの映画レビュー・感想・評価

土屋ノリオ

土屋ノリオ

2017年 洋画ベストテン(12月1日現在)

1 ドリーム
2 ラ・ラ・ランド
3 セールスマン
4 ブラインドマッサージ
5 メッセージ
6 ゴッホ
7 ベイビードライバー
8 オンザミルキーロード
9 ラビング
10 マンチェスターバイザシー

否定と肯定(2016年製作の映画)

4.0

今やホロコーストの存在は誰も承知の事実であると思うのだが、名誉毀損訴訟ではなく、ナチス・ドイツが犯したユダヤ人虐殺のホロコーストが実際に行われたのかどうかの裁判が、実際に1990年代後半にイギリスの裁>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.4

久しぶりに午前十時の映画祭8にて友人達と鑑賞。日・英・豪・ニュージーランド合作でメガホンを撮るのは名匠大島渚監督。

「反戦」
「同性愛」
「文化感」
「友情」
「贖罪」
「日本軍」

何が中心で有る
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

アガサ・クリスティー原作の1974年のシドニー・ルメット監督版が大好きなので、かなり期待をして鑑賞。『炎のランナー』『マリリン 7日間の恋』ではアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされ、最近では『ダン>>続きを読む

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.0

大好きだったテレビ番組「料理の鉄人」の演出家が原作で、『おくりびと』でアカデミー賞外国語映画賞を獲得した滝田洋二郎監督がメガホンを撮った本作。二宮和也・西島秀俊・綾野剛・宮崎あおい・竹野内豊のキャスト>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.2

12月14日『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の前夜祭上映のチケットは大阪梅田では7分で売り切れ!ちょうど一週間前に新三部作の最終作である本作を改めて鑑賞。オチがわかっている状態でたどり着く

ジェ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.3

『バッドマン・ビギンズ』から始まる新バットマンシリーズの第二段は、クリストファー・ノーラン監督の卓越した演出力を見せ付けられた作品。ティム・バートン版も好きなのだが、アメコミの実写版とは毛色が違い>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.6

アメリカンニューシネマ最後の傑作と呼ばれることの多い本作は、アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞・主演女優賞を独占し、ジャック・ニコルソンが念願のオスカーを獲得した作品を久しぶりに鑑賞。患>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.1

本作のキャッチコピーは
「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう」
昭和や子供時代へのノスタルジーは十分感じさせてくれる作品で、非常に楽しめるし感動もする。

「テレビ
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.1

新たなジェームズボンドがスタートした本作は脱群に楽しかった!劇場、ブルーレイと何度も観ているのだが、ただのアクション映画かもしれないが、

CGを抑えた

最高峰のアクション映画

て個人的には感じて
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

『セックスと嘘とビデオテープ』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを史上最年少(26歳)で受賞。『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』『オーシャンズ11』でも評価を受け、数々の偉業を成し遂げてきた天才監>>続きを読む

火花(2017年製作の映画)

3.4

お笑い芸人ピースの又吉直樹が出版した小説は林遣都を主演に迎えNetflixで実写ドラマ版もあるのだが、今回は菅田将暉と桐谷健太を主演に迎え映画化、メガホンを撮るのは板尾創路監督。やはり菅田将暉が圧倒的>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

4.1

アガサ・クリスティの『オリエント急行の殺人』を『十二人の怒れる男』のシドニー・ルメットがメガホンを撮った本作。第47回アカデミー賞でも、主演男優賞・助演女優賞・脚色賞・撮影賞・作曲賞・衣装デザイン賞の>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

 『キャプテン・アメリカ』のクリス・エバンス主演、『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督がメガホンを撮った本作。キャストが非常に良く、

クリス・エヴァンスの抑え
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.4

本年8月に公開された『ワンダーウーマン』に続いて公開された本作は、バットマン、ワンダーウーマン、ドラマ版で人気が高いフラッシュ、アクアマン、サイボーグと、DCコミックのメインキャラクターが登場。マーベ>>続きを読む

キャリー(2013年製作の映画)

3.4

『キャリー』と言えばスティーブン・キングのデビュー小説で、ブライアン・デ・パルマ監督の代表作。その有名な作品のリメイクに挑戦した本作はクロエ・グレース・モレッツ主演。クロエ・モレッツはなぜ虐められるの>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.2

原作である沼田かほるの小説を読んでいないのだが、非常に良くできた秀作であると感じた本作。メガホンを撮っているのは『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で映画ファンからの支持も高い白石和彌監督。まずキャスティン>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.3

公開当時に劇場で鑑賞していたのだが、あらためて観なおしてみても強烈な作品。製作費はわずか3億の低予算でアカデミー賞3部門を受賞。原題になっているジャズの名曲らしい原題の

Whiplash=鞭撻(べん
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.4

狂人・天才・怠け者・好色家など様々な顔を持つ、天才画家フィンセント・ファン・ゴッホの真実を125名の画家たちの筆のタッチを再現しながら
「動く油絵」
として描かれた、ゴッホ自身の人生に迫る圧巻の体験型
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.5

『ソウ・ザ・ファイナル』の公開時には、続編、スピンオフなどは作らない情報があったので、もう観ることはないと思っていたのだが・・・。

いつものテーマ曲から始まり、

「ジグソウの後継者という謎解き」
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.7

深く考えずに楽しめる人気コミックシリーズ『マイティ・ソー』シリーズは観ていて楽しい。

「CGを使った派手なバトルシーン」

が嫌いでないし、

「定番のエピローグの遊び心」

も好きな感じ。

しか
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

1990年にも小説を映画化されたスティーブン・キングの一本がこのタイミングでリメイク。

IT=ピエロ

はやはり不気味なのだが、あまり脚本自体が良くなかったのか、物語は徐々に盛り上がっていく感じでは
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グロリア(1980年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭8にて久しぶりの鑑賞。リュック・ベッソンの『レオン』の元ネタになっているのは有名で、「黒澤明が選ぶ100本の映画」にも選ばれシャロン・ストーン主演でリメイクもされている本作は、
「女の
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

アメリカ自由主義とソビエト共産主義が対立していた、米ソ冷戦の中、アメリカCIAで働くことになった元凄腕パイロットのバリー・シールの話なのだが、あまり期待してなかったので、かなり楽しめた。実話ベースであ>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

特定の国家・団体・企業などの活動に有利に働くよう根回しを行う「ロビイスト」を描いた物語。『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞作品賞を含む7部門を受賞したジョン・マッデンがメガホンを撮り、『ゼロ・>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

ビデオデッキやウォークマンなどにアメリカが日本に押されていた時代に作られた前作は、その圧倒的なビジュアルの想像力。その続編を大好きな『灼熱の魂』『ボーダーライン』『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴが>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.3

大スクリーンで観るのは小学生以来で久しぶりなのだが、やはりこのビュジュアル感は凄まじく、灯と暗闇だけの未来世界は圧倒される。この映画が公開されるまでのSF映画は清潔なイメージで製作されていたが、本作は>>続きを読む

ミックス。(2017年製作の映画)

3.3

『ALWAYS 三丁目の夕日』『探偵はBarにいる』ドラマ『リーガルハイ』の人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本を石川淳一が監督した作品。
新垣結衣、ありきの作品であるのに

今ひとつ、彼女の魅力を活
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.6

ベルリンの壁が崩壊する直前の時代を『モンスター』『マッドマックス怒りのデスロード』のシャーリーズ・セロン主演で展開される敏腕スパイ作品。ジェームズ・マカヴォイやソフィア・ブテラなどが脇を固め、アクショ>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

アカデミー賞7部門を受賞し、第二次世界大戦中ナチスの虐殺から多くのユダヤ人を救った、ドイツの実業家オスカー・シンドラーの姿を描いた1993年公開のスピルバーグ監督作品。

「ビリー・ワイルダー」
「ロ
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野良犬(1949年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭8の4Kマスターにて鑑賞。まずは戦後5年程で作れたことは本当に驚いてしまう。過去には渡哲也、ドラマでの江口洋介版もあるのだが、やはりサスペンス的にも人間ドラマとしても圧倒的な演出力は、>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.8

エイリアンシリーズの最新作で『プロメテウス』の続編となり『エイリアン』の前日譚を描いている作品。リドリー・スコットがメガホンを撮っているのでそれなりの期待をしていたのだが、作品としてはとても高貴に作ら>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.7

名作SF の1968年「猿の惑星」の始まりを描いた新シリーズは
創世記(ジェネシス)
新世紀(ライジング)
と来て、本作の
聖戦記(グレート・ウォー)
で、ひとまず完結となると思っていた。

なぜ人間
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.6

ベストセラー小説を『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督が映画化。死んでも記憶が変わらないという矛盾などはあるのだが、飼い主に可愛がられた一匹の犬が転生を繰>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.3

今も多くの映画監督やクリエーターなどに、その影響力を与え、47歳の若さでこの世を去ったマルチクリエーター寺山修司の原作を『二重生活』の岸善幸監督がメガホンを撮った本作。原作の昭和な世界から近未来(20>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.4

前評判よりは楽しめたのだが、期待以上の仕上がりではなかった、、、

キャストは西田さん、塩見さんは相変わらずで、西田さんはアドリブが炸裂してた感じで笑えてしまう程w

初日の夕方の回は満席で興行成績は
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.9

先日、クストリッツァ監督の最新作『オン・ザ・ミルキー・ロード』を鑑賞して、本作を2011年以来、久しぶりに観なおしたいと思っていた所、10月中旬にイオンシネマのシネフィルセレクションで上映されるとの事>>続きを読む

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