土屋ノリオさんの映画レビュー・感想・評価

土屋ノリオ

土屋ノリオ

2017年10月1日現在 洋画ベストテン

1 ドリーム
2 ララランド
3 セールスマン
4 ブラインドマッサージ
5 メッセージ
6 ラビング
7 ベイビードライバー
8 オンザミルキーロード
9 フェンス
10 マンチェスターバイザシー

次点 LION

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

アカデミー賞7部門を受賞し、第二次世界大戦中ナチスの虐殺から多くのユダヤ人を救った、ドイツの実業家オスカー・シンドラーの姿を描いた1993年公開のスピルバーグ監督作品。

「ビリー・ワイルダー」
「ロ
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野良犬(1949年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭8の4Kマスターにて鑑賞。まずは戦後5年程で作れたことは本当に驚いてしまう。過去には渡哲也、ドラマでの江口洋介版もあるのだが、やはりサスペンス的にも人間ドラマとしても圧倒的な演出力は、>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.8

エイリアンシリーズの最新作で『プロメテウス』の続編となり『エイリアン』の前日譚を描いている作品。リドリー・スコットがメガホンを撮っているのでそれなりの期待をしていたのだが、作品としてはとても高貴に作ら>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.7

名作SF の1968年「猿の惑星」の始まりを描いた新シリーズは
創世記(ジェネシス)
新世紀(ライジング)
と来て、本作の
聖戦記(グレート・ウォー)
で、ひとまず完結となると思っていた。

なぜ人間
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.6

ベストセラー小説を『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督が映画化。死んでも記憶が変わらないという矛盾などはあるのだが、飼い主に可愛がられた一匹の犬が転生を繰>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.3

今も多くの映画監督やクリエーターなどに、その影響力を与え、47歳の若さでこの世を去ったマルチクリエーター寺山修司の原作を『二重生活』の岸善幸監督がメガホンを撮った本作。原作の昭和な世界から近未来(20>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.4

前評判よりは楽しめたのだが、期待以上の仕上がりではなかった、、、

キャストは西田さん、塩見さんは相変わらずで、西田さんはアドリブが炸裂してた感じで笑えてしまう程w

初日の夕方の回は満席で興行成績は
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.9

先日、クストリッツァ監督の最新作『オン・ザ・ミルキー・ロード』を鑑賞して、本作を2011年以来、久しぶりに観なおしたいと思っていた所、10月中旬にイオンシネマのシネフィルセレクションで上映されるとの事>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.3

本作はある小さな村に住む少年と、その村の映画館にいる男性との友情を描いた物語。孫ほど年の離れた二人のストーリーが進むにつれて、芽生える友情に胸を熱くさせられる。

「今年も二人で1000本を観よう」
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亜人(2017年製作の映画)

3.8

2012年に連載が開始された人気漫画を『踊る大捜査線』『幕が上がる』の本広克行監督が実写化。アクションシーンがスピーディで抜群に面白く、テンポの組み立ても上手い。原作がある中で脚本・演出が抜群で、最近>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.7

1950年代~60年代にかけて、宇宙開発競争を繰り広げていたアメリカとソ連の冷戦状態の中で、NASAの宇宙開発事業に携わった3人の黒人女性が差別や偏見に負けることなく開発に取り組んで行く実話の映画化。>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.0

名作映画での映画音楽の創作秘話が明かされる音楽ドキュメンタリー作品。東京で公開されWOWOWシネマでも放送され録画していたのだが、大阪で公開されるまで観るのを我慢しようと思っていたのだが・・・
金曜日
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.3

『アンダーグラウンド』『黒猫・白猫』などで、映画通を唸らせてきたエミール・クストリッツァ監督の最新作は、監督色が全開の傑作に仕上がっている。
オープニングから圧倒され、

「物語の構成」
「全体のテン
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

劇場でチラシ、予告編を観て興味をそそられ楽しみにしていた本作。監督は聞いたことがなかったダニエルズというMV出身のデュオ。あの『ハリーポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフの起用は興行的にも評価的に>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

日本では公開されなかった本作の3D版を取り寄せ、いつもの映画仲間とシアタールームで鑑賞したのだが、やはり迫力のある恐竜と3Dとの相性は良い。1993年に公開、全世界で9億ドルを超える興行収入を上げ、映>>続きを読む

スクランブル(2017年製作の映画)

3.0

『96時間』『ワイルド・スピード』シリーズの製作陣の最新作なので割と期待していた作品。高級クラシックカー専門の強盗集団「フォスター兄弟」が主人公。車のオークション会場から映画が始まり、高級車が落札され>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

劇団イキウメの人気舞台を『スウィートホーム』ちょっと古いw『CURE』『岸辺の旅』『クリーピー 偽りの隣人』の黒沢清がメガホンを撮った作品。金魚すくいをしている一人の女子高生が血だらけかは始まるオープ>>続きを読む

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

4.0

ドイツ国内で大ベストセラーとなった原作の映画化で、2人の少年の旅路を描いた物語。
36歳にしてベルリン・カンヌ・ヴェネツィアの国際映画祭の主要部門の賞を獲得するという快挙を達成した、ドイツの名匠ファテ
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スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.4

『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』そして大好きな作品である『ロング・キス・グッドナイト』でメガホンを撮り、今や中国に拠点を移しているレニー・ハーリン監督作品。久しぶりに本作を劇場で鑑賞したのも、>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.7

渋谷直角原作の漫画を『モテキ』『バクマン。』『SCOOP』の大根仁監督がメガホンを撮った本作。個人的には『恋の渦』が断トツで一番好きかもですw
今年の邦画ではかなり期待していたしていたのだが、それ以上
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.4

是枝裕和監督の最新作で予告編を観てから楽しみにしていたのだが、
「伝えたいことが、伝わらなかった」
と感じたしまった本作。撮影に入ってからも脚本の変更が繰り返され、監督自身にも迷いがあったのか・・・
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

「ゴーグルなしのバーチャルリアリティ」を目指したと言う、ノーラン監督の本作の感想は、映画を観たというより体感した印象。もちろん本来のIMAXカメラでの映像を堪能できる、日本で唯一の劇場である大阪エキス>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.6

「窓」「鏡」「ドア」などを印象的に使うサスペンス映画であるのだが、ポール・ヴァーホーベン監督がメガホンを撮ると作ると、何故か仕上がり方が違ってくる。オープニングから、
「レイプされているらしい女性の叫
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告発(1995年製作の映画)

4.5

『アルカトラズからの脱出』『ザ・ロック』と共に有名な作品。暗くて見ていられないほどキツイ物語の中、ケヴィン・ベーコンの凄まじい演技は忘れることができない程で、ゲイリー・オールドマンもさすがの存在感。ま>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

原題『釜山行き』が『新感染 ファイナル・エクスプレス』になり、ゾンビ映画と分かる邦題になっている本作(明確にゾンビとは言っていないと思うが)。過去のゾンビ作品の引用もあり十分に楽しめた。

「荷物用の
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.4

ヌーヴェル・ヴァーグの2大作家で夫婦でもあるジャック・ドゥミとアニエス・ヴァルダの特集上映の本作をシネリーブルにて久しぶりの鑑賞。ポップス歌手のクレオは、自分は癌ではないかと疑っているのだが、その結果>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.2

重松清の小説を浅野忠信と田中麗奈が主演し映画化された本作。シャツのボタンを留めている浅野忠信は『淵に立つ』を思い出して嫌な感じがしたのだが、荒井晴彦の脚本、『しあわせのパン』『繕い裁つ人』三島有紀子監>>続きを読む

ハートブルー(1991年製作の映画)

3.9

製作『ターミネーター』『タイタニック』『アバター』のジェームズキャメロン
監督『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグロー

実際に二年間程、婚姻関係にあった二人がタッグを組ん
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.6

日本での劇場公開が無くなりビデオスルーになった本作は、ネットフリックスがアメリカ公開日から一週遅れという脅威の短さでの世界配信、お金と様々な力を見せつけた作品。
アメコミ映画で人気のスター
「ライアン
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.8

『メメント』『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』のクリストファー・ノーラン監督が、19世紀のマジックの世界を描く物語なのだが、その世界はあくまで背景で、中心は愛する女性を殺されたライ>>続きを読む

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.8

司馬遼太郎の原作を『日本のいちばん長い日』などの原田眞人監督が石田三成(岡田准一)の義を貫いた生き様を軸に、「関ヶ原の戦い」を描いた本作。徳川家康(役所広司)豊臣秀吉(滝藤賢一)も流石の役作りなのだが>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

第一次世界大戦での「機関銃」「塹壕」「戦車」「毒ガス」などの設定は好きな世界観であったが、ストーリー自体の矛盾点を、元軍人で鍛え上げられたボディを持つガル・ガドット(ワンダーウーマン)が全て補ってしま>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.3

1993年に放送された、岩井俊二監督原作の名作ドラマのアニメ化。脚本に大『バクマン』『SCOOP!』の大根仁を参加させ、プラトニックな世界を必死でアニメとして映像化しようとした作品。全体としては綺麗に>>続きを読む

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.7

暗黒戦争時代のイングランドから始まり、太古の昔から人類の歴史に関わってきたオートポッドたちの存在をまず描く、マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作が参加しているのは従来通りの本作は、相変わ>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

何度もDVDやブルーレイで鑑賞しているのだが、劇場公開時以来、2度目の劇場での鑑賞は3Dだが懐かしさを感じてしまう。冒頭からの奥行感と映像の綺麗さは際立っていたのだが、それ以外は特に際立つシーンは少な>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.3

エドガーライト監督の作品にハズレなし!

と改めて感じた作品で、冒頭のカーチェイスからコーヒーを買いに行くシーンまでの音楽とのシンクロ感が素晴らし過ぎる。

キャストも絶妙

音楽のシンクロ感

伏線
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