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パトリオット・デイのTsutomuZのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.6
再現ドラマでも描かれない犯人が持ってしまった社会に対する憎悪という爆弾は次どこで爆発するのだろうか?

911は政府の陰謀だと言うイスラム系の犯人がネット起業家の中国人のベンツを奪うというのが、本当のこととはいえまるで作り話のようだと思うほど、リアルとヴァーチャルが混在しているのが、現代なんだと痛感した。

作中のビデオゲームが2つともFPSなのも、リアルとヴァーチャルの境界がないことの示唆ではなかろうか?この映画自体もゲーム並みに情報量が多い。

となるとジハードも善と悪の戦争もヴァーチャルとなる。愛国もヴァーチャル。
我々は「物語」無しでは生きていけない。
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