はる

パトリオット・デイのはるのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
5.0
実際に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件を元に、当時の映像も織り交ぜながら再構成された映画。所々で入る本物の映像が事件の惨状を克明に伝えていて、物語の切なさと深みを増していた。何気ない日常が突然変わってしまう恐ろしさにスポットが当たっており、とてもリアルだった。住宅街で警察と犯人が銃撃戦を繰り広げる場面は臨場感があり、手に汗握りました⋯!カージャックやボートの場面はホラー的な怖さもあり、生きた心地がしなかった⋯。でも最後は被害に遭われた方々の前向きなインタビューで幕引き。希望の持てる終わり方で本当によかった!!この事件で失ったものは多いけれど、得たものもあった、大事なことに気付かされた、という言葉が印象的だった。
そして俳優陣の演技が素晴らしかった✨ 主人公のトミーとFBIのデローリエ捜査官がかっこよすぎて⋯🤤💕 ケヴィン・ベーコンさん今まで知らなかったけど、好きな俳優さんになりました(笑)
命とは、人生とは、とても考えさせられました。一人の人間として、この映画に出会えてよかった!!
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