良アクションを量産するピーター・バークxマーク・ウォールバーグコンビの、実話を元にしたサスペンス。
今回も彼がとても良い味出していて、アクションだけではない演技も魅力。
様々な人物にスポットを当てて描く手法は実話ベース作品にはよく知られた手法だが、いつもb級作品が多い監督でも、上手く表せている。しかし犯人の動機や組織との関わりがあったのかなどのタッチが浅く、傍から見ればただの愛国用映画と思われかねない。
事件のシーンには実際の映像も織り交ぜることでアクションに頼らずとも緊迫感を出し、音響も秀逸。 警察の動きなどもとてもリアル。
エンディングを見て、やはりアメリカ人の強い誇りを感じた。