わしょう

グランド・イリュージョンのわしょうのレビュー・感想・評価

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)
3.2
続編が今日から公開されるということで、気になって鑑賞。思ったことを3つ。

1つ目(良かった点)は、豪華出演者によるキャラクターの魅力。それぞれのキャラがその役割をしっかりと担っていて、その点は見ていて飽きなかった。

2つ目(残念だった点)は、フィクションの中のマジック。フィクションという性質上、マジックというより、茶番を見ている感じで残念だった。だからこそ、タネが明かされた銀行強盗のシーンには、フィクションなりにリアリティがあって、良かった!

3つ目(演出上、しょうがない点)は、視点がほぼ警察側だという点。"フォー・ホースメン"視点で物語が進んでいったら、彼らのパフォーマンスを半分も楽しめないのだろう。でも、マジックの映画を観るつもりが、警察の方がメインなんです(笑) 単純に"フォー・ホースメン"をもっと見たかった!

3つ目に関して、続編では"フォー・ホースメン"視点で話が進みそうなので、そこは安心して観れそうかな…?

見応えはあったので、「グランド・イリュージョン2」が気になっている人は、ぜひこの作品から観てほしい。