邦題は確かに酷いけど、大した映画じゃなかったらひどい邦題でも特になんとも思わないだろうから、それに腹をたててる人が多いということでいかにこの映画に感動した人が多かったかがわかる
世間から遠ざかった所で孤独に生きる2人の繊細な交わりを描いた作品なのに、中盤以降で明かされるネタバレを含んだ邦題センスはガサツすぎる
原題:スターレット=小さな星/将来を約束された女優/犬の名前
オープニングの音楽で既にやられて、そこから寝起きの薄着美女がベランダに出てタバコに火をつけるシーンの美しさでこれは。。とすぐわかる映画
決してエグくない撮影現場のシーンも、あれですらこの映画の心地よさの中では刺激が強すぎて個人的な好みで言えばもっと仄めかし程度に抑えてほしかった
おばあさんとのシーンはすべて映像が綺麗
朝のレストラン
動物園
ビンゴ場
光の加減や周りの雰囲気も素敵でした
特に大きな役割もないけど犬がいることで雰囲気がふわっと柔らかくなる
それを真ん中に持ってくるセンス
奇をてらわず真正面から勝負したショーンベイカーはかなりすごかった