ワナオトコの続編パーフェクトトラップ。
とにかく罠な前作と比べて、薬漬けにされゾンビっぽくなってる人間が襲ってくるとか、なりふり構わず銃を撃つワナオトコとか、爆発物とか、色んな要素が見られる映画になっております。「こいつ、この罠を仕掛けるのにどれだけの準備と予算を…」という感じは相変わらずです。
序盤からド派手な仕掛けが発動しつかみはバッチリです。ただ、「この罠を作るには設計段階から関わらなくては難しいのでは?」と思うくらい派手なのでちょっと引っかかりますが、まあワナオトコだし…と言う形で納得していきましょう。
娘を救うためにやってきたプロ集団とか言う奴らの自称度が非常に高い気がしました。薬漬けゾンビに襲われ「何なんだよこれは!!」と取り乱し泣きそうになってる自称プロや「警察が助けてくれる…」などと言い出す自称プロなどを見ることができ、この人たちのプロ意識は自称プロサーファーぐらいの感じだったのかもなあと思わされます。それと、この人たちのアーキンに対する扱いがひどくないですか。お前先に行けだの後頭部銃で殴ったりだの、乱暴が目立ちます。そもそも、最初から警察と徒党を組んで来てくれ。
前作同様妙なテンポの良さでどんどん話が進み、派手なシーンも散りばめられてるので飽きずに見られました。特に終盤のアイアンメイデンっぽいやつが良かったです。見るのならば前作のワナオトコを見てからのほうがより楽しめます。
一つどうでもいい疑問があるのですが、ブラホックで箱のパッチンロックみたいなやつを開けるシーンがありましたが、ブラホックには磁石が何かがくっついているのですか。付いていたとして、パッチンロックが外れるほど強力なのでしょうか。女性の下着を外した経験が無いのでわかりません。気になっています。