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ハンナ・アーレントのhideのレビュー・感想・評価

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)
4.5
ドイツ系ユダヤ人の哲学者が綴った元SS将校の裁判記事が世論に大騒動を巻き起こすのだが。。

冷徹とも受け取れる知性と満ち溢れる怒りの感情の対比がうまく描かれていた。
序盤から中版まで華やかなシーンはほとんどなく、人間関係も掴みづらいが、ラストの講義シーンは素晴らしい。

日本でも東京裁判を基にした映画が作られる日が来るのだろうかとふと考えてしまった。
見る側がどの視点で見るかで評価がかなり別れる作品だが、良作と言って間違いない。
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