ハンナ・アーレントの作品情報・感想・評価・動画配信

『ハンナ・アーレント』に投稿された感想・評価

ホロコートには2種類の人間が。冷酷に命令する者と愚直に実行する者。実際の映像を巧みに挿入したアイヒマン裁判。亡命した被害者側主人公が傍聴する。書いた記事が彼を擁護していると問題に。考えさせられる物語。
sobrii

sobriiの感想・評価

3.9

根源的な悪と凡庸な悪の違い
勉強になった

感情で物事を判断するのではなく
理解しようとする努力が大切だということ

誹謗中傷の構造

ユダヤ人指導者が虐殺に協力していた事実

アイヒマン裁判とは何…

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ハンナさんタバコ吸いすぎで、力強い不屈の時代を感じた。
ラストシーンの講演に胸を打たれた。
思考を放棄してはならない。
善悪、美醜を、見分けるために。
会話シーンなどでヨリカットが足りない印象だった…

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高校で観せてもらった
ハイデガーのことを好きだと倫理の先生に言ったら観せてもらえた!
おもろかった!
waka

wakaの感想・評価

3.0

メモ:
理解を試みるのと許しは別である。
思考は、自分自身との静かな対話。人間の大切な能力。思考することを手放したアイヒマン(凡庸な人)は、モラルまで判断できなくなり、歴史的な大規模な犯罪を実行した…

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Mario

Marioの感想・評価

4.0

個人的にはとても面白かっだと思う。
最後の講義には胸を打たれた。“理解することと許すことは違う"とはまさにそうだと思った。ただコミュニティは同情や共感で成り立っている部分もあり、それを貫くのは大変だ…

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YoshiK

YoshiKの感想・評価

4.0

ドイツの研究をしてる方から勧められていた映画
ハイデッガーの愛弟子(それ以上?)のハンナ・アーレントがアイヒマン裁判を傍聴し、葛藤しながら信念を貫いて記事を書くという物語
アイヒマンの行為を"凡庸な…

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実話を基にした話。
ハンナ・アーレントは、ナチスの強制収容所から脱出し米国に亡命した経験を持ち【全体主義の起源】など多くの著作で知られるドイツ系ユダヤ人政治哲学者。

戦争中・・・手を下した人、命令…

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上映当時(2013年)神保町の今は無き岩波ホールで鑑賞。

既知な点も多々ありドキュメンタリーで十分、と記憶。

この手の映画は“映画的”でないと感興湧かずか。

戦争犯罪の罪の判断 。

主人公ハンナの哲学的思考、考察も理解出来なくもないが、一番大事な要素が欠落している為に過酷な戦時を生き抜いたほとんどのユダヤ人が反発するのは当たり前だろう…。

確かに戦…

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