ハンナ・アーレントの作品情報・感想・評価・動画配信

『ハンナ・アーレント』に投稿された感想・評価

3.5

アイヒマンを擁護してるように見えた(実際は分析してるだけで微塵も守ってはいない)ことで非難されたのかと思ってたら、別軸のナチスに加担したユダヤ人指導者がいた事を書いた事が原因だったのか。

主軸の話…

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4.3

【人間の条件😤】

『ブリキの太鼓』のフォルカー・シュレンドルフ監督の妻でもある、名匠マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の戦後ドイツで悪の起源を探索したハンナ・アーレントの半生を地味に淡々と描いたも…

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psy
4.0

ドイツ系の亡命ユダヤ人であり、哲学者として大学の教壇に立つアンナ・ハーレント。
この映画では、アンナが1960年代にアイヒマンの裁判を傍聴し、”ザ・ニューヨーカー”誌に記事を発表した辺りを中心に描い…

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yukiii
4.5
このレビューはネタバレを含みます

--思考することで人間は強くなる。
自分が到達した何かについて言葉で発信したときに、相手に言葉が通じない、真意がそのままの意味として届かない場合がある、と思いました。それでもハンナがレポートをこのよ…

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このレビューはネタバレを含みます

アイヒマンの裁判のレポートを書く仕事を託されたアーレント。ユダヤ人として、収容所に入った経験を持ちながらも、辛く苦しい過去と向き合うことを決意し、法廷に向かう。当時の裁判の映像と映画をリンクさせなが…

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4.0
このレビューはネタバレを含みます

「世界最大の悪はごく平凡な人間が行う悪です。そんな人には動機もなく、信念も邪念も悪魔的な意図もなく、『人間であること』を拒絶した者なのです。そしてこの現象を、私は『悪の凡庸さ』と名付けました。」
「…

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3.7

んん..1回だけだと難しくて
自分の頭がわからなくなる。めちゃくちゃな事を書いてしまいそうになる

彼女の言いたい事が分かった時にはもう終盤だった。講堂でのスピーチは凄く良いものだったし、納得してし…

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蜾蠃
3.5
このレビューはネタバレを含みます

内容に関して
善悪の倒錯が頻繁にかつ容易く行われることをアイヒマン裁判で理解した彼女は、「被害者目線から記される裁判記録」を予想されていた世間からの期待に大いに反することになり世知辛い現実をむかえる…

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Nana
4.0

これはイェルサレムのアイヒマンを読まないと感想も書けない気がするから読んでみる。

凡庸な悪とかハンナアーレント自体の勉強もしてからと思ってるから内容についてはまだ書かないけど、ただ思ったのは、これ…

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Soma
5.0

 ハイデガーの『存在と時間』、サルトルの実存主義など読んだ人にとって、ハンナ・アーレントの『全体主義の起源』や彼女の思想は避けては通れないものだが。まさかハンナ・アーレントの映画があるとは思わなかっ…

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