ハンナ・アーレントの作品情報・感想・評価・動画配信

『ハンナ・アーレント』に投稿された感想・評価

3.9
このレビューはネタバレを含みます

エンタメ的に盛り上がる終わり方にするなら、彼女の主張が世界に受け入れられる様を描写するものだろうけど、本作では誹謗中傷と友人らの離反が描かれるばかりで、ポジティブな反応は学生たちの拍手のみという潔さ…

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4.3

他の方もおっしゃっているように、前提知識がないと議論の内容は少し難しく感じる。
少なくとも、
・反ユダヤ主義と反ナチズムの区別
・アイヒマン裁判のおおまかな流れ
・ハンナ・アーレントの基本的な思想

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YURINA
3.5
扱う議論が難しくもう少し知識があるほうが物語としては楽しく見れたかも。
当時のファッションや(恐らく)ドイツ訛りの英語などはハンナアーレントをきちんと描写していたのだと思う。
3.5

・善悪について考えるとき、私たちは静かに困る。そんな静けさのある映画。テーマがドラマ性の高いものなので、ストーリー自体に派手なドラマがないというか。
・「私が望むのは、考えることで、人間が強くなるこ…

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学術的な要素がどこまで真正か判断がつかず評価は保留

それぞれの哲学者の顔が似てんな〜と思った
ハンナ・アーレントの半生を描きながら「悪の凡庸さ」とは何かを問いかけられる映画。
ガザでのジェノサイドが続く今、見て見ぬふりをする世界は思考を放棄した平凡な人間に堕してしまっているのではないか。
01
3.9
高校倫理で習ったアレントの話
「悪の陳腐さ」ってそういう意味かと納得
しお
4.7

絶対に今観るべき映画。
同時に、こんなに憂鬱な映画はない。
今のイスラエルの、アメリカの、世界の現状をアレントが見たらどう思うだろうと想像して涙が止まらない。
本当にしんどいけれど、私たちも目を背け…

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ほ
5.0
このレビューはネタバレを含みます
大学の授業で見た

思考しないことが1番罪
たしかにそうだよねと思った。

ハンナがそれに気づけたことってすごいし、普通は大衆のようにパッと見た悪者を叩くのに

著書「全体主義の起源」(1951)でナチズム、スターリニズムを分析・批判し思想史に大きな影響を与えた政治哲学者ハンナ・アーレントの実録ドラマ。監督は「ローザ・ルクセンブルグ」(1985)のマルガレー…

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