「悪の凡庸さ」という言葉だけ知っていたけれど、この映画を観て、アーレントが“思考すること”をどれだけ重視していた人なのかが強く伝わってきた。
アイヒマンを怪物ではなく、思考停止した官僚として分析し…
実際の映像をうまく組み込んだ裁判シークエンスはいわずもがな、
ラストの、演説のような、説得のような講義シーンは見事の一言。
間延びせずテンポ良くアーレントの主張と人間関係(環境)をまとめた映画という…
研究室の同期たちと。
有用性に限らず、孤独でいること、そして思考することの大切さを主張するアレントの背景を知る。
凡庸な人の悪について、言い得て妙で思考がない限り、その悪はその人の正義へと変わる。…
2015/08/23(日)
11:50-14:00ハンナ・アーレント (12独・ルクセンブルク・仏)スター・チャンネル1[字幕] 無料放送
2015/08/29(土)
16:45-18:55ハンナ…
「全体主義の起原」「 人間の条件」を著した アーレンとであれば アイヒマンの裁判に対して、彼の罪は凡庸の罪と捉えることは予測できたと思う。アーレントを裁判に送り 、記事を書かせたニューヨークタイムズ…
>>続きを読む地獄への道は、思考放棄からなる
1960年代、世界がアイヒマンを冷酷な怪物と断罪するなか、ハンナは彼を「単に命令に従っただけの、どこにでもいる小役人」と捉えた
自分の頭で考えることを放棄した結果、…
過去鑑賞。
ドイツ生まれのユダヤ人ハンナ・アーレントは、ナチスから逃れてアメリカに亡命し、第二次世界大戦後は哲学者として敬愛されていた。1960年代初頭になり、多くのユダヤ人を強制収容所に送ったアド…
ナチスの幹部は、冷酷な悪魔でも何でもない。指示に従って業務を遂行するだけの「平凡な人」だー。こうした見方を世に初めて表したのは、二十世紀を代表する哲学者ハンナ・アーレントです。日々の仕事に追われる…
>>続きを読むアイヒマンの冷静で論理的な証言に対し、感情をあらわにするユダヤ人たちの姿が対照的に描かれている。
善と悪が二極化された裁判では、すでに結論が決まっており、そこに反論することは、ユダヤ人である彼女自…