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R-18文学賞 Vol.2 ジェリー・フィッシュのbluemercenaryのレビュー・感想・評価

3.2
クラスに溶け込めず一人でクラゲ水槽を眺める夕紀。
そこへやってきた叶子が話しかける。
クラス内ヒエラルキーの上下が明確な位置関係の二人。
話の流れでkissする二人。
不思議な恋愛関係がスタートする。

レズビアンというアブノーマルな題材。
だけど思春期特有の痛さ切なさという普遍な部分はいたってノーマルな展開だったと思う。

女性同士だからの愛憎の残酷さ。
叶子が夕紀に求めたのもの。
夕紀はどこまで理解できたのか。

二人の関係はあっさり終焉、それぞれが前を向いて歩んでいけたと窺わせるエンディングは良かった。


監督は日活ロマンポルノ出身の金子修介。
日活での監督作品知ってると何か納得。
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