YouTubeに全編が公開されていたので再鑑賞。
恋愛模様としてはありがちな話。
ポルノ映画というほど卑猥ではなく
ヒューマン映画というほど価値観を変えてくる内容はない。
けれど、演出とキャストの力が圧倒的で唯一無二で観なければよかったという気持ちにはならない。
スローテンポでも耐えられる人であれば楽しめます。
シェルブールの時も思いましたが、
カトリーヌは目で語る演技が独特&上手。
ストーリーはゴダールより単純なのに
ゴダールより疑問点が多く
不思議と監督の他作品も観たくなる。
疑問点:
・勝手にしやがれの影響を受けている?
・レストランの机の下でカトリーヌとピコリは何を?
昔飛行機内で観た時は、カトリーヌのファッションとインテリアが可愛いという印象くらいしかなかったのですが、今回は色々と気づく点がありました。
ミシェルピコリはバルドー、カトリーヌと名だたる名女優と共演していることが多いけれど、個人的にいつも苦手な顔と役。。。好感度を抱きにくいからこそのハマり役なのかな。