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昼顔のliftmanのレビュー・感想・評価

昼顔(1967年製作の映画)
3.6
ほぼ50年前。
やっばり当時のフランスって最先端だったのねってことで、
あちこちに当時の日本人が憧れまくって、どうにかマネしてたんだなっていうファッションとかインテリアとかクルマとかのオリジナルが満載で眼福であります。
よく考えたら彼の国も日本と同じくらい戦争の被害被ってまだまだ庶民はつつましく生きてたはずですが。文化的背景が違いすぎる。

主人公の女性の性的な嗜好とか妄想とか売春宿に集まる客の性癖とか、時代が変わってもそんなに変化しないんだなと思う一方、この時代にここまで普通に映画になってみんな観てしかもヒットしてるとか、やっぱりだいぶ文化的な洗練を感じました。

個人的にはドヌーブさんよりは娼館の主推しでありますが、それでもやっぱり美しい主人公。
逆に8人の女たちあたりから映画を観始めた私にとっては全くの別人にしか見えず、過ぎ去った年月の長さを痛感してしまう映画でした。
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