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ゲームの規則のgakuのレビュー・感想・評価

ゲームの規則(1939年製作の映画)
3.9
冒頭、第二次世界大戦前を舞台とした作品との前置きがあったのでどんな内容なのかとちょっと身構えたが、結局はパーティでの仰天色恋沙汰騒動だった。とにかく当時は社交界の規則として嘘が横行した世の中で、退屈しのぎの不倫も当たり前みたいな感じ。そんな奴らが集まってパーティなんか開いたらそりゃ事件なんて起こるよ。その後、お化けが踊り出す謎の余興やまるでコントのような抜け駆けも。案の定パーティは地獄絵図と化し、発砲も起こるくらい?盛り上がる。終盤に勘違いからある事件が起き、終わってみればフランス映画。喧嘩後に当事者の男同士で健闘を称え合うシーンが印象的で好き。
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