当たり前だが俳優はさまざまな演技をする
とは言ってもだ、ネトフリ超大作レッドノーティスを観ていて結局はある程度はテンプレなのだなあと感じた。あの3人がドヤったイメージを見た時点ですごい無難さを感じた。
ガルガドット 男より強い女
ライアン 口先三寸で乗り切る
ロック 脳筋だけど優しい
他の作品でも大まかにこんな感じではないかな。ガルガドットが男に従順だったり、ロックがなよなよした役をやったほうが面白いと思うが。
サイドエフェクトはある種そのメタ先入観を利用している。
ロウ 飄々とした二枚目
マーラ テンション低美少女
薄幸美少女を陪審員感覚で観ている私たちが物語が急展開したと思うならそのせいだ。綺麗な、純粋な心で観ていればどう写ったかな?経験したあとで経験してない状態には戻れないのだが。
ケビンスペーシーがもはや売れすぎて最初から怪しく見える逆ユージュアルサスペクツ現象と言えば良いか。若い人が名作アーカイブをディグってユージュアルサスペクツを観てもケビンが1人浮いているので先入観がミスリードではなく、こいつは怪しい!と思うのがむしろ正解に近づいている
パターン。無理矢理例えたが余計わからなくなったw
先入観で映画に没入することもできるし、逆効果になる可能性もあるということだ。
テイタムは不器用そうで意外と演技幅広な感じもする。マッチョな彼がサクサク音と共に逝かれるシーンはサイコオマージュかなと。マッチョと対比したサクサク音の不気味さ際立ってました。とりあえず同監督のマジックマイクは傑作。