黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの物語。
ひどい偏見と差別の中で、彼の忍耐強さとプレーの素晴らしさが、まずチームメートを変えていく。
親の真似をして、最初は黒人プレーヤーであるジャッキーをよく思っていなかったであろう子どもたちが、彼の活躍を見てファンになり、手を伸ばしてサインをねだっている。
「だって、かっこいいんだもん」
そんな声が聞こえてくるような気がした。かっこいいから、好き。
それって、人種の壁を超える最強のワードなんじゃないかなと思う。
相手を好きになったら、差別なんて自然とどこかに消えてしまう。
人種で人を分けるなんて、意味をなさなくなってしまうから。
ジャッキーを演じたチャドウィッグ・ボーズマンは、残念ながらもう亡くなったとのこと。
彼の他の作品も観てみたい。