「耐えることが勇気」
勇気というのは、立ち向かうことという理解だったけど、そういう考え方もあるんだな。
不当な差別は人の尊厳を奪う行為。
そういう社会になっていたら、変えていくのは1人では難しい。
だけど誠実に、紳士に、ルールの中で実力を示していけば、ゆっくりと、確実に、取り巻く環境は変わっていく。
実話だけにじんわりと勇気が湧いてくる。
この場合はハリソン・フォード演じるブランチ・リッキーがいたからこそ、ジャッキー・ロビンソンの取り巻く環境が変わった。
人生における環境の変化は、誰かの想いが重なり合うことが大事で、決して1人では変わらない。
ただ心を動かすのは、誰かの目に止まることが、まず大事なことなんだと思う。
だからいつの時も、後ろめたいことなく、自分自身を高めることを怠ってはいけないよな、と思ってやまない。
後ろめたいことをしていると、どこかで足元をすくわれるものなんだよね。。
(罵倒してた監督、不倫?してた監督、署名を集めた選手など)
人間として大事なことが詰め込まれた素晴らしい作品ですね。多くの人に観てほしいです。
しかし、ハリソン・フォードって最初はわからなかったなぁ。
あのニヤっていう表情を見てピンときた!w
うまーくメイクしてありますね。
本当にむちゃくちゃおじいちゃんで、パッと見ハリソンとはわからない。
だからこそ、話にもより没入できたのかもしれません。
そういう役作りの徹底振りはさすがアメリカだなと思う。