2017.04.08(79)
録画・字幕
初
NHK BSプレミアムにて。
すごかった。差別問題を扱った映画は沢山見てきているのに、やっぱりまだまだ分かっていないことが沢山あることを再認識した。
第二次世界大戦直後の米野球界が、こんなにも差別的だとは思ってもいなかった。
記者役の俳優さん、どこかで見たなぁどこかで見たなぁとずっと思いながら見ていて、やっと後半で気づいた。ムーンライトでケヴィン役だったアンドレ・ホランドじゃないか!髪型とメガネで全然感じが違っていて、なかなか気づかなかったよ。
気づかなかったと言えば主人公ジャッキーを演じた俳優さん。名前を見て、あれ?この俳優さんの名前知ってるぞ?と調べてやっとシビル・ウォーのブラックパンサーじゃないか!と。キング・オブ・エジプトに出ていた時も気づかなくて、後からあっ!て思ったんだよな。
ハリソン・フォード演じるリッキーとチャドウィック・ボーズマン演じるジャッキー。この2人の置かれた環境がどれだけのものか、きっと私の想像し得る範囲なんて及ばないくらい過酷だったはずだ。
だが2人は試練に耐え抜いた。何事も最初に進む人がいてこそ道が出来る。2人は米野球界における差別問題を大きく変える大きな一歩を踏み出し、立ち向かう嵐に怯むことなく進み切った。彼らがいたからこそ、周囲の人々も堂々と理解を示す立場をとることが出来たのだし、後に続く歴史を作ることが出来たのだ。これが実話とは、なんと素晴らしいことだろう。