栞

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンの栞のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

息子の寝る前の急な饒舌
煮えすぎたじゃがいも
泡が流れきっていない食器
腐ったコーヒー
見つからないボタン
取られたお気に入りのカフェの席
気持ちのない性行為
これでもかというくらい不快で不穏な赤子の鳴き声

不吉なラストシーン、
椅子 主人公 お金の入った壺
椅子がすごい亡き夫とか、女の生活や人生に足りないものをあらわしているようで
不穏で不愉快で、でも快楽で

珈琲入れ直してる時も常に誰か来るんじゃないかと、こっちも落ち着かない、日々
栞