kurita

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンのkuritaのレビュー・感想・評価

5.0
問答無用で好きになってしまった。堪らないくらいに切実。どう感想を持って良いのかも分からなかった。
1日1日をやり過ごしながら、自分でも分からない何かが降り積もっていく様子、少しの歪みが重なり合い、一気に崩れ去っていくその様に呆気に取られ、しかしその絶望が爽快でもある。
なんという表現、そして体現。
アケルマンとセイリグ、このケミストリーに感謝しつつはらはらと落涙。
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