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エヴァの告白の4のレビュー・感想・評価

エヴァの告白(2013年製作の映画)
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『映画論の冒険者たち』も読みたいが、長谷翻訳のトム・ガニング『映像が動き出すとき』の方がずっと読みたい。
そういえば藤井がトム・ガニングのゴラム論は英語を勉強するには丁度いいと言っていたが、英語で読む前に翻訳が出てしまう。いつか英語でも読みたい。ゴラム論で思い出したが三輪の『マンガと映画』でもゴラムについて少し触れられていた。三輪が『映画論の〜』でガニングを担当しているらしい。
ガニングやバザンと聞くとどうしても藤井が思い出されるのだが、彼はなぜかキネマ旬報ベスト・テンの選出者をやっていて(今もやっているかは知らない)、その中で唯一ゼメキスの『マリアンヌ』や、ジェームズ・グレイの『ロスト・シティZ』をそれぞれの年のベスト1に選んでいる。それだけでも信頼している。もっと言うと『森﨑東党宣言!』の編者でもある。こんな卑近な例を出すまでもなく、彼による『エヴァの告白』評(https://kobe-eiga.net/webspecial/review/2014/02/第二十回)を読むだけで信頼は勝ち取れるわけだが、とにかく藤井にも何か出版してほしい。
p.s.未だに『ドキュメンタリー映画の地平』も読んでいない人の愚問ですが、『佐藤真の不在との対話』面白いですか?
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