Reyes210

キャプテン・フィリップスのReyes210のネタバレレビュー・内容・結末

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

一言では言い表せないようないろんな感情が鑑賞後に襲ってきました。
私は以前、あるテレビ番組で『ソマリア人はあくまでビジネスの為にやっており、秩序は守る』というような事を聞いたことがありましたが、この映画でそれがよくわかったような気がしました。
船長を人質とした海賊たちも目的は金であり、ビジネスをしている。だから人質は”絶対”に殺してはならない。最悪な状況でも秩序を守ろうとするソマリア人の姿も丁寧に描かれている気がしました。
また、アメリカ側と海賊たちの間での一触即発の交渉。実話とは思えない完璧な作戦。当時の現場の緊張感がよく伝わってきました。結局、船長は海賊たちを射殺後に救出されたわけですが、救出されて良かったね!だけでは片付けられない映画だと感じました。この映画に出会えたことに感謝します。
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