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ペコロスの母に会いに行くのキロクcomのネタバレレビュー・内容・結末

ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

シネマヴェーラ渋谷で森崎監督追悼上映。
上映後、加瀬亮と評論家の爺さんのトークイベント有1,500円で観てきた。

認知症の母親とその周りの人の物語。
認知症っていう題材もあって重たいものかと思ったら
中〜後半までギャグオンパレード。認知症をうまく笑いのやり取りに使っててまじで普通に笑って涙出た。
会場も映画好きのおっさん+加瀬亮ファンで良い空気満載で、笑い声とかどかどか起こりよってその感じも映画を盛り上げてて良かった。
ついに認知が進みすぎてケアが追いつかんくなって
施設に預けることになってからは笑えるけどどこか泣きそうになる場面が多かったな〜。
竹内直人のカツラネタはまじで笑ったけど。岩松さんの顔芸めちゃ好きやわ。
お目当ての加瀬亮をすっかり忘れるくらい没頭して観た。後半は切なくて切なくて何回も泣いた(1人で)
でも最後死んで終わらせるとかじゃなくて本当に良かった。みつえの車椅子をペコロスが押して長閑で穏やかにエンドロール。
途中みつえの幼少期の回想が出てきてようやく、この映画はみつえの物語やったんやな〜って気づいた。
ペコロスの著書も自費出版て書いてあったから、何かしら遺しておきたかったんやね。
加瀬さんがこの映画は予算が本当になくてカツラもテープで引っ張ったりしてたって言いよった(笑)でも岩松さんのカツラ見て「これでいいんだ」て思ったらしい(笑)

予想外に良作でびっくり!!!
映画でこんなに笑ったの久しぶりかも!!
アマプラにもしあればまた観たいな〜〜〜
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