また親ばわるもんにするう。
怒っとらん?もうせんけぇ。
ここでゆういちば待っとると 何もせん
泣かんとって。ゆういち、泣かんとって。
長崎の方言にのせ、認知症が進行していく母とその息子との日々をコミカルに描く。
子沢山の農家の長女として働き詰めで結婚してからも苦労の多かった母を原爆にも絡めながら描いていて、この世界の片隅で感もある作品でした。
禿げ頭を撫でることで、息子とわかる母。
眠っている母を描くシーンは、絶対泣いてしまう。
たとえ現実と繋がってはいなくても、母がどれだけ家族を愛していたかが分かる。
息子も孫のまさきも温かい。
グループホームの職員をとても暖かく描いていたことも好印象👍
優しい映画でした。
2022-81