赤木春恵さん、本当にボケ老人にしか見えない…(褒め言葉)最初は緩やかな流れが退屈に感じたりもしたんだけど、次第に真剣に観ていました。認知症とはいえ、実の母親に忘れられたら辛すぎるなあ… 一説によると、死に向かう恐怖やら苦痛やらを和らげるために人はボケるんだっけ？なんて、お母さんが死んだお友達やお父さんが会いに来てくれたって嬉しそうに話すシーンを見てそんなことを思い出しました。
そして加瀬亮さんの眼鏡で神経質っぽい役が大好きなので(アウトレイジとか)眼福でした。
こういった素朴な邦画は、洋画にはあまりないほのぼのさで私は好きです。同じ認知症の老人を扱った映画では「ネブラスカ」も観たけど、私は「ペコロス～」の方が好きかな。そしてこういう時は方言の柔らかさや暖かさっていうのが本当に素敵で、絶やさないでほしいと思います。
