実際にあった心霊事件を元にしたほぼ実話だと言われているホラー映画「死霊館」
とある古い家に引っ越して来た5人娘のいるペロン一家。
しかしその直後から怪奇現象が起こり始め、心霊現象を研究しているウォーレン夫妻に調査を依頼する。
映画はシリーズ化されているけど、この一作目と次作はほとんど実話を元に映像化されているらしく、ウォーレン夫妻というのも実在の人物なんだとか。
久しぶりに怖くて面白いホラー映画だった…
幽霊的なやつもちょいちょい映像に出てくるけど、壁の額縁が落ちたり、寝ている時に足を引っ張られたりって言う演出による恐怖が効果的でした。
そしてB級ホラーにありがちな「よくわからない」とか「なんでもあり」みたいな部分もほとんどなくて、一応それなりに過去にあった出来事なんかに紐つけられているのも消化不良にならずに楽しめました。
あと、ホラーでありながら、家族愛もしっかり描かれてるあたりが映画として高い完成度を感じて、人気作なのもうなずける。
ホラー好きには不安なまま終わる後味の悪さが好きな人もいるらしいけど、しっかりハッピーエンドで終わってるのも個人的には好き。
死霊館シリーズは6作ぐらい作られてる映画らしく、その中には詐欺目当てのでっちあげだったことが発覚している事件もふくまれてるらしいから、そこまでいくと「どうなん?」って気もするけど、ほぼ実話って言う2作目までは期待してみれるのかも。
P.S
前後のカットから見て演出なんだと思うけど、悪魔祓いの序盤で「なんで?」って場所に手が映り込んでるのが、ネットで調べても誰もふれてなくてちょっとゾッとした……
(写真とか映像をやってる人じゃないと気づかなそうではあるけど)
