久しぶりにホラーとギャグのバランスが上手く取れた洋画に出会った気がする。
どこぞの海外版呪怨は見習ってほしい。
洋ホラーはキリスト教を題材にしてることが多いからどうしても悪魔とかそれが乗り移った人間という物的な怪物ホラー(下手すればギャグ)になってしまうので、和ホラー的な帰ってからもトイレに行けないみたいな残影が残りにくいんだけどこの作品は絶妙な塩梅を取っていたように思えた。
(タンス上からのアタックとかはアウト)
何が、なんで起こっているのかわからないあのもやもや感をしっかり描きながらも、ギャグになりがちな除霊シーンでは布で顔を隠すことでそこにあるものの輪郭を上手く暈していた。
神父来てたら早めに解決しただろ!というツッコミは入れずにご鑑賞ください。
個人的には本編よりもエンドロールに出てくる本人たちの写真が不気味で怖かったです。