ロデオの恋人

なま夏のロデオの恋人のレビュー・感想・評価

なま夏(2005年製作の映画)
3.0
吉田恵輔監督のデビュー作。
どうしようもない登場人物が出てくるのは吉田恵輔の作風だが、この主人公は女子高生をストーカーする冴えない中年男というどうしようもなさすぎる存在。
当然のようにバッドエンドを迎えるのだが、入院病室でたまたま顔が見えずに杏子と仲良くなったことによって「こんな世界もあり得たのかも」と主人公が思ったことが絶望に繋がったのが吉田恵輔らしく面白い。