"そんなに苦しまなくてもいいんだよ。"
山田洋次監督が描く、昭和初期の女中の回顧録!
タキの晩年に書いた自叙伝。田舎から昭和モダンの家の女中として一家に仕えながら、出会う人達のことを静かに綴る、懐古と哀愁溢れる物語。
山田洋次監督初となる恋愛映画であり、主演の黒木華ベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得した映画!
静かに日常を積み重ね、ほぼある一家の中で起こる出来事の物語だけど、
見終わった後にどこかスッキリして温かくなるような映画でした。
黒木華、松たか子、吉岡秀隆はじめ姿勢や所作の美しさの品がある人達の、ささやかな秘め事と、
現在の視点から描く感情の複雑さは必見!
どんな役にもなれる黒木華さんの凄さが際立っている映画!